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診療案内
当院の診療に関する3つの取り組み
1.親しみやすいかかりつけの医師を目指しています。
風邪から耳垢、花粉症、まで、みみはなのどでお困りのことがあれば、赤ちゃんからお年寄りまでお気軽にお越しください。
みなさま、耳鼻咽喉科って、こわいな、痛そうだな、お子さまが大泣きするから気が引けるな、というイメージを持たれていることも少なくないと思います。
もちろん時には痛みを伴う治療もあります。しかし、院長自身が誰よりも痛みに弱いので、その気持ちをよく理解しているつもりです。
当院では、患者さまとしっかりとコミュニケーションを取り、治療に対する不安や心配に寄り添いながら診療をすすめてゆきます。
お子さまの診療の際は、できるだけ怖がられないよう全力を尽くします。
診察後にはご機嫌を直していただけるよう、診察室には愉快な仲間たちを配備し、スタッフ一同おもてなしさせていただきます。
2.わかりやすい説明を心がけています。
当院では、患者さまご自身が病状を理解することが、治療を進めるうえで大切なことと考えています。
診療においては、できる限り検査結果や病状を、わかりやすくお伝えできるように、患者さまには病状の説明を丁寧に行っています。
鼻やのどのカメラの映像、めまいの目の動きの検査の映像、レントゲン、聴力検査結果など、資料やデータをモニターで見ていただくことで、ご自身の病状を視覚的にご確認いただき、把握いただけるように努めています。
3.日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定耳鼻咽喉科専門医(院長 永井世里)による診断・治療
当院では日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定耳鼻咽喉科専門医(院長 永井世里)による診療を行っております。
上気道炎、風邪の対応から、中耳炎、副鼻腔炎の診断と治療、補聴器相談、アレルギー性鼻炎、花粉症に対するレーザー治療、舌下免疫療法、鼻出血の焼灼止血、睡眠時無呼吸症まで、耳鼻咽喉に関する症状に幅広く対応します。
入院治療が必要な場合は病院などにご紹介します。お困りごとがございましたら、ぜひご相談ください。
アレルギー性鼻炎の治療について
従来アレルギー性鼻炎は内服薬や点鼻薬による治療が基本です。
特にスギ花粉症などの季節性のアレルギー性鼻炎については、スギ飛散期より前(2月初旬)から内服を開始しておくことで、ピーク時の症状を緩和することができます。
花粉症症状がひどくなってからの内服治療では、どうしても作用が不足したり、強い薬を使う必要があるため、シーズン前からの内服を心がけてください。
レーザー治療について
アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療は、アレルギー反応の場である鼻の粘膜にレーザーを照射することにより、鼻水や鼻づまりといったアレルギー症状を改善させる治療法です。
鼻の粘膜にレーザーを照射すると、粘膜が変性凝固し、鼻水の分泌が抑制されたり、粘膜が収縮して空気の通り道が広がるため、鼻づまりが改善します。
個人差はありますが平均的な作用持続期間は2~3年です。
スギ花粉症の方は、1月から4月のシーズン中は悪化させてしまうため手術できません。
レーザー治療に適している方
妊娠を予定している、授乳中である、薬をあまり飲みたくない、あるいは飲めない方
受験生や、仕事が忙しく定期的な通院の困難な方
レーザー治療の流れ
初診日:鼻の診察をします。鼻中隔のまがりが強い方、鼻茸による鼻閉の方など、レーザーを施術できない場合があり、事前の診察が必要です。手術の日程を決めます。
1週間後くらいに一度術後処置が必要です。
手術日:局所麻酔20分、施術時間は5~10分程度です。(日帰り手術です)
保険適用で、手術費用は8,730円(3割負担、税込み)、2,910円(1割負担、税込み)です。そのほか診察料、薬剤使用料、お薬代、術後処置料が必要です。
舌下免疫療法について
舌下免疫療法は、アレルゲン(アレルギーの原因)を少しずつ投与し身体に慣らしていくことで、スギ花粉症などアレルギー症状の軽減をはかる治療法です。
くしゃみや鼻水などの症状を和らげる薬とは異なり、アレルギー体質そのものを変える根本的な治療法です。
現在スギとダニアレルギーに対する治療薬が保険適用となっています。
舌下免疫療法による治療では3年から5年間、毎日1回の服薬を継続する必要があります。
長期の治療になること、作用が不十分である可能性(報告によると2割程度)があることをご理解いただいたうえでご検討ください。
舌下免疫療法を受けられる方
- 9歳以上65歳未満
- 血液検査による確定診断が行われている(2年以内)
- アレルギーの薬の副作用がつらい方
- 1年を通して内服治療の期間が長い方
舌下免疫療法が受けられない方
- 気管支喘息の発作中
- 重い心臓病、高血圧、肺疾患のある方
- 現在妊娠中、授乳中の方
舌下免疫療法の副作用
口腔内のかゆみ、耳のかゆみ
またアレルギー反応の重篤な状態でアナフィラキシーショックの可能性があります。
ショック状態とは喘息発作、腹痛、意識低下などの症状で救急治療を要する可能性があります。
診察のながれ
◎初診日:診察とアレルギー検査(血液検査)をします。
※2年以内の他院の結果がある場合はお持ちください。
◎1週間後:結果説明と初回投与
舌下免疫療法初回投与を院内で行います。
30分間は院内にて様子観察、副作用の有無を確認させていただきます。
問題がなければこれで終了です。
☆初回投与時は1時間ほど要すため、午前は11時まで、午後は17時までに受付を済ませていただきますようお願いいたします。
☆なお他院での血液検査の結果をお持ちの場合は初診時に治療開始できる場合があります。
その際も上記時間通り、早めに受付を済ませていただきます様お願いいたします。
☆開始から2~3週間は増量期(徐々に薬液の濃度を上げていく)ため、1週間毎の受診が必要になります。あらかじめご予定をご確認ください。